SDGsリーダーインタビュー 株式会社 WE POWER 取締役社長 玉木氏

代表理事の草場です。

SDGsに取り組まれている企業インタビューの第ニ弾です。

今回は、株式会社WE POWER の玉木社長にインタビューさせていただきました。

株式会社 WE POWERは、風力と太陽光の自然エネルギーを活用し、新世代型多機能防災灯(WE POWER STATION)を自社開発している会社です。

草木の葉をかすかに揺らす程度の「そよ風」と、柔らかな「日差し」だけを動力源とした、新世代型多機能防災灯の開発に成功されました。

「環境未来都市」を目指す横浜市と連携協定書が交わし、横浜市の街づくりに貢献されています。

株式会社 WE POWER
http://wep.jp/

「人との出会い。これが自分を変えてきた」

そう語ってくださった玉木社長の人柄から学び取れる機会となりました。

以下、玉木社長へのインタビューです。

記事の内容は編集しております。


社長として

草場 社長に至るまでを教えてください。

玉木社長 自分としてはいたって普通でした。新潟で、幼少期は野球ばかり。早く働きたくて、大学は行かずに働きました。東京で営業をやりました。2年半働きましたが、一度リセットしたくて、新潟に帰り、山でスキーのインストラクターになりました。

草場 すごいですね。

玉木社長 それからもう一度チャレンジしようと思い、さまざまな社長に会える営業職に再度チャレンジしました。だんだんモノを売るということに疑問を持っていた頃、中越沖地震が起きました。

草場 その時は東京に?

玉木社長 新潟にちょうどいました。この時から、社会にいいことをやりたいと思い始めました。その前から京都議定書で、地球環境が話題となっていたので、再生可能エネルギーを仕事にできないか、とはぼんやり考えていました。決定的だったのが3.11です。この時に、再生可能エネルギーをやらなければ、と思い立ちました。

草場 社長になって実際苦労もあると思いますが。

玉木社長 この業界に入ってさまざま勉強させていただきました。その中で三瓶 利正さんという元三菱の方との出会いがあり、風力発電の開発に至りました。開発33回。32回目で諦めたらできませんでした。おそらく業界初の高効率の風力発電。

現在大切にしていること

草場 今大事にされていることはありますか?

玉木社長 人との出会いです。色々なタイミングで、さまざまな出会いがあります。その時にしか出会えない方がいます。必要な時に必要な方との出会いがやってきます。

草場 素晴らしい考え方です。

玉木社長 3年前まではLEDを1つ照らすのがやっとだったのが、三瓶 利正さんとの出会いにより大きく変わりました。我々の発電蓄電装置を使えば、特に災害時など、インフラに依存せずに発電できます。
現在は更に開発を進めLED灯具の点灯だけではなく、様々な機器への電源供給が可能となりました。
今回の北海道地震時に北海道内全域でブラックアウトが起こりましたが、そのような緊急時にも独立電源なのでLED灯具を点灯し街に灯りを提供します。
非常電源としてAC100Vを供給することも出来るのでスマートフォンであれば、約150~200台の充電が可能です。

草場 インフラ依存なし、というのは大きいですね。

なぜSDGsなのか

草場 御社として、なぜSDGsに取り組まれているのでしょうか?

玉木社長 会社として、ただ利益を得る活動だけでなく、社会に貢献していきたいからです。横浜市が SDGs未来都市になったのも大きいです。街づくりに貢献したいです。今までのように、企業が自治体や企業にモノを売るだけでなく、企業と自治体がこういう街にしたいという想いを共有して、一体となってやりたい。キーワードは共創だと思います。WE POWERとしては、風車を企業の入り口に置いて SDGsのモニュメント的なモノも展開したいと考えています。企業はモノを売るだけでなく、環境にも責任があります。

草場 実際に動く風車は、モニュメントとしてもわかりやすくていいですね。

若手に伝えたいこと

草場 若手に伝えたいことをぜひ教えてください。

玉木社長 人との出会いを大切にしてほしいです。今はスマホの影響もあり、人との付き合いがドライな人が増えている印象があります。

また、とにかく挑戦する。ダメならリスタートすれば良いです。負荷はかかるが、それで経験つめるなら良いと思います。

草場 出会いの大切さ、チャレンジする大切さ、身にしみます。ありがとうございました。