テクノロジーで社会を豊かに!EdTechが世界を救う?

SDGs

テクノロジーで社会を豊かに!EdTechが世界を救う?

みなさん、こんにちは。鈴木彩です。
今回はSDGs(持続可能な開発目標)の目標4「質の高い教育をみんなに」を解決するためのEdTech(エドテック)の取組事例を紹介していきます。


目標4「質の高い教育をみんなに」日本の現状

SDGsの目標4をもう少し具体的に見てみると以下の目標になっています。

「すべての人が、誰一人取り残されず、公正で質の高い教育を受けることができ、かつ、生涯学習の機会を促進すること」

日本の評価を見ると、目標4はすでに達成していると言われています。
ただし、SDGsの目標を達成していると言っても、日本国内における教育に課題が全くないというわけではありません。

政府のSDGs推進本部で設定された8つの課題のうち、「あらゆる人々の活躍の推進」の具体的施策の中に、教育の充実が示されています。

内容としては、小学校~高校でプログラミング教育やデータベース活用等の教育を充実していくことなどが挙げられ、このことは新学習指導要領や平成29年度の文部科学白書にも明記されています。

ドイツのIndustry 4.0や日本のSociety5.0に代表されるように、これからは情報化社会に適応していくことが重要とされています。

本記事では、情報化社会に向けた教育の鍵となるEdTechに注目して紹介していきます。

SDGs達成の鍵はEdTech?

EdTech(エドテック)とは、「Education(教育)」と「Technology(技術)」をかけ合わせた造語です。AIやインターネットを含めた最新技術を活用した教育サービスが増えてきているので、ご存知のかたもいらっしゃるかと思います。

当協会でもEdTechを活用することで、SDGsの目標4の達成に貢献するため、アイデアソンを2018年6月13日に開催しました。

アイデアソンでは、通勤電車に乗っている人とアイデアソンができるサービスやインターネットやVRを活用して遠隔で授業ができるサービス、教えたい人と教わりたい人のマッチングを図るようなサービスのアイデアが創出されました。

これらのアイデアが実用化されれば、どんな場所に住んでいる方も全員同じように学ぶ場所を手に入れることができるようになるかと思います。

ICTを活用した取り組み~株式会社富士通総研の事例~

EdTechの事例の一つとして株式会社富士通総研では、ICTの活用により世界の教育格差が是正されると報告しています。

例えば、オンラインでの授業やデジタル教材・アプリを用いた授業や、VRを活用した美術館・博物館・科学館の開設などを進めることで、学校や教材が不足している地域や、美術館や博物館などの教育施設が不足している地域でも学びの場を提供することができると言われています。

この報告は、EdTechを活用することがSDGsの目標4を達成する事ができるということを示唆していると考えられます。技術を活用して教育分野に貢献するという点において、協会の考えと共通していますね。

技術で社会課題を解決しようとする企業はここにも!

NTT西日本では、SDGs達成に貢献するため「イノベーションの創出による豊かな社会づくり」をテーマとして、様々な技術からアプローチする取り組みを推進しています。

教育の分野においてはWi-Fiやタブレット、電子黒板などICTを活用して子どもたちの学びに対する興味や意欲を促進するための活動を行っています。

このICT導入の事例として、福井県おおい町の「時代に合わせた教育環境づくりを推進する」という目標を達成するため、NTT西日本が参入し、おおい町すべての小中学校にICTを導入した結果、子どもたちの学習の興味や意欲の向上に貢献することができました。

ICTを活用した学習が進めば、もうカバンいっぱいに教科書を詰め込んで登下校する、というようなことはなくなるかもしれませんね。

授業内容を補足するような教育用の動画もタブレットを通して簡単に見ることができるようになるので、文章や図だけでは理解しきれなかったところも理解する事ができるようになるでしょう。

更に、NTT西日本では、大阪府寝屋川市立石津小学校、キャスタリア株式会社とも連携して子ども向けプログラミング教育プロジェクトを立ち上げています。

全国の小学校では2020年にプログラミング教育が必修となるため、総務省がモデル実施校を公募しており、その1つに石津小学校が選ばれました。NTT西日本が運営を中心に担当し、キャスタリア株式会社がプロジェクトのカリキュラム作成や講師の育成等を行っています。

以下のページに動画がありますが、こちらでは児童が講師のアドバイスのもと自分たちで考えてロボットのプログラミングを行っています。

トライ&エラーを繰り返して、自分たちで課題解決をする力をつけるのに、ICTを活用した教育は有効と言えます。

これらの事例もまた、技術で社会課題を解決することに繋がります。
離れたところにいても学習できる機会を得ることができ、プログラミング教育を通じて問題解決能力が育まれた子どもたちが社会に出るようになる。

そうなれば、社会が抱えるたくさんの課題を解決でき、ゆくゆくは世界を救うことにつながるかもしれません。

そんな未来を想像すると楽しみですね。
もちろん、わたしたち大人も負けてはいられませんね!

協会では、エクスポネンシャルテクノロジーと呼ばれる、AIやVRなどの指数関数的に発展していく可能性を秘めたテクノロジーが社会問題を解決すると考えています。

そのために、未来技術推進協会では本記事に紹介したアイデアソンを始め、ハッカソン、そこから製品・サービスを生み出すアプリ開発、著名な方を招いての講演会などを企画しながら産学官民のつながりをつくっています。

また、今後はオンラインサロンによる学びの場を提供し、社会課題の解決に貢献します。

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参考