“美”の力を社会貢献に!ミス・ワールド・ジャパンの取組み!

こんにちは。一護です。

みなさん、美しい女性は好きですか?
SDGsの取組み事例を調べている中で、”世界3大ミスコン”という言葉に出会いました!
世界には、ミス・ワールド、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナルと呼ばれる、3大ミスコンテストがあるみたいですね。

今回はその中から、ミス・ワールド・ジャパンの取組みについて見て行きたいと思います。


”Beauty With a Purpose(BWP)”=“目的ある美”

ミス・ワールドは、世界3大ミスコンテストの中でも最も歴史が長く、1951年にイギリスのロンドンで第1回大会が行われて以来、67年にわたって毎年開催されています。

ミス・ワールドでは、女性が持つ”美”の力を人道支援に与えていく事をコンテストや受賞者活動の最大の目的としており、インフルエンサーとして社会貢献活動を行うことを使命としています。審査においては、”Beauty With a Purpose”=”目的ある美”という基準が重要視されています。

昨年開催されたミス・ワールド・ジャパン2017の審査では、ファイナリスト31名が、自ら行ってきた社会貢献活動とSDGsの17目標を照らし合わせてプレゼンテーションを行い、ライブ配信にて世界中へ公開しました。

受賞者による社会貢献活動

ミス・ワールド・ジャパンのコンテストでは、審査をするだけにとどまらず、各受賞者が具体的な社会貢献活動を行っています。

一例として、2017年開催の受賞者である宮田美沙紀さんは、「SDG1 貧困をなくそう」「SDG3 すべての人に健康と福祉を」「SDG10 人や国の不平等をなくそう」をテーマに、子供の孤食と高齢化問題解決のため、コミュニティカフェ・こども食堂の立ち上げを提言しました。

この活動は審査員特別賞を受賞し、現役の大学生でありながら、実際にこども食堂を立ち上げています。

また、2017年開催の受賞者である山下晴加さんは、「SDG4 質の高い教育をみんなに」と「SDG5 ジェンダー平等を実現しよう」をテーマに、経済や政治における女性進出の遅れを解決するため、女子高生向けのキャリアプログラムを開発し、延べ200名以上の生徒に向けてGirlsFutureプログラムを実施しています。

この活動は、約120ヶ国が集う、ミス・ワールド世界大会でTOP15に入賞し、彼女のSDGs活動に世界から注目が集まっているようです。

ミス・ワールド・ジャパンでは、毎年約30名の受賞者がSDGsの中からテーマに沿ったプロジェクトに取組み、インフルエンサーとして若い世代の方々へ発信しています。

まとめ

いかがだったでしょうか。
SDDs達成に向けたアプローチは本当に様々で、前回の記事では写真を切り口とした学生フォトコンテストを取り上げましたが、今回は”美”をテーマとしたミス・ワールド・ジャパンの取組みをご紹介しました。

容姿の美しさだけでなく、社会貢献プロジェクトを推進する才能も兼ね備えた、まさに才色兼備の若き女性リーダーを輩出しているミス・ワールド・ジャパンの取組みから、目が離せません。

私たち未来技術推進協会も、SDGsをテーマに、最先端技術を駆使して社会課題を解決することを目的として、様々な活動に取り組んでいます。

独自に製作したボードゲームを使ってSDGsについて学べるSDGsワークショップや、著名な研究者を招待しての講演会、各種講座、アイデアソン・ハッカソンなど開催していますので、興味のある方は是非ご参加ください。

なお、2018年8月より女性限定の未来技術女子部が発足いたしました。

8月31日に開催した第1回目のテーマは「AI」で、初回ながら満員御礼の大盛況でした。
9月26日に開催する第2回目のテーマは「ドローン」で、10月には第3回目の開催も予定しております。

女性の皆さんの参加をお待ちしております。

以上、一護でした。

参考