日本語で書いたものがプログラムに!?

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日本語で書いたものがプログラムに!?

こんにちは!遠野駆です。
本日は、エンジニアの方もそうでない方にとっても朗報です。
ご紹介するのは、日本語の設計書を元にプログラムを生成するというものです。
それでは、以下でどんなものか見ていきましょう。


業務プログラム開発支援ツール「Interdevelop Designer」

ご紹介するのは、富士通よりリリースされた開発支援ツール「FUJITSU Software Interdevelop Designer(フジツウ ソフトウェア インターデベロップ デザイナー)」(以下、「Interdevelop Designer」)です。

Interdevelop Designerは、業務ロジックの開発・保守を効率化するツールです。
利用する際には、プログラムで使用するすべての業務用語を「データ辞書」に、利用する定義書パターンを「設計書エディタ」に用意することで、所定の業務用語やコード、項目名などを用いて、日本語の設計書を作成します。

  • プログラムの自動生成および変更
  • 上記で用意した「データ辞書」「設計書エディタ」により設計書を作成し、作成した「日本語設計書」からプログラムソースを100%自動生成します。同様に設計を変更する場合も、設計書上の記述を変更することでプログラムソースが自動的に変更され、テスト仕様書・テストデータなども自動生成、単体テストまで実行できるため、プログラムソースの改変を行わずに変更を行うことができます。
    とはいえ、プログラムの開発が要らない代わりに設計書の記載に制約が強いなど、利用者の弊害が発生することもあるようです。その点も克服することで、より多くの方に受け入れられる仕組が期待されます。

  • 保守性の高い設計書/プログラム
  • こうした手順により設計書を均一化でき、業務用語やコードを一元管理することで変更時の影響箇所も特定できるため、属人化を排除し保守性を高めることができます。富士通によれば、プログラミングを行う従来の方法と比べ、開発・保守コストを約40%削減できるほか、プログラミングスキルに依存しないシステムの構築と保守が可能になるといいます。

取り組み事例

こちらのサービスを利用したものとして、みずほ銀行の事例を紹介します。
広がる「超高速開発」限界と常識を打ち破る

三つの銀行の基幹系システムを統合するため、何千人もの技術者で一気に6000本ものプログラムを作り変える難関の大規模プロジェクト。属人的な部分をなくし、全体を統制しなければ、開発はもちろん、後々の保守がもたないと判断されたそうです。
通常のプログラミングツールの場合、用語の使い方から設計書の書き方、プログラミングの作法など、事細かに規約を作り統制をかけても「規約を完全に守り続けるのは不可能。いつか崩れる」との思いから、富士通の「Interdevelop Designer」を選ばれました。

まとめ

昨今、小学校からプログラムが必修になったり、若い技術者の創出が話題になっています。
一方、熟練の技術やノウハウをうまく活かせるかかどうかが、日々変化の激しい中で価値を提供し続けるために重要なポイントだと思います。
今回紹介したように、技術で社会課題を解決することによって、人がよりクリエイティブな仕事に注力していけるような、こうした技術の発展に今後も注目していきたいものです。

以上、遠野駆でした。

参考