シェアリングエコノミーを支える企業の取り組み(1)
こんにちは、遠野駆です。
今回は、民泊やカーシェアリングなど、今後もさらに成長が期待されるシェアリングエコノミーについて、サービスを支える企業の取り組みについてご紹介します。
先日も著者自身、話題のレンタサイクルを利用して、電動自転車を使ってみました。
自分で購入するのは少しハードルが高くても、都内各所から目的地近くまで専用の駐輪場間を片道で利用できるのは大変便利だなと思います。
アプリやウェブで見てみると、何気なく通っている通勤路など、意外に身近な場所にあって驚きました。
シェアリングエコノミーとは?
IT技術の普及も手伝って、今後も成長が期待されるシェアリングエコノミーですが、簡単に言うと「個人が所有する遊休資源を貸し出すことで成り立つ経済」です。
日本にはご近所のおすそ分けなど、古くから息づいている考え方かもしれませんが、スマホやアプリの技術向上、それらに取り組む企業の努力などにより、効果的で信頼できる仕組みとして定着していくことが期待されます。
今回はそんなシェアリングエコノミーのプラットフォームを提供している企業の取り組みを紹介します。
事例紹介
- その名の通り!「シェアリングエコノミーズ」(BULB株式会社)
- 鍵の管理でビジネスを変える!キーボックス管理システム(DRC株式会社)
- シェアリングビジネス基盤(富士通株式会社)
船舶レンタルや旅行ガイド、旅行者向けの空きスペースシェアなど様々なサービスを提供しています。こちらでは、シェアリングエコノミーのビジネスを立ち上げたい方の支援もしており、自分で創るという発想が面白いです!
普段使っていないものをシェアするからといって、貸す側も信頼して利用して欲しいと思うのが正直なところです。
キーボックス(管理ボックス)と呼ばれる事前登録されたICカードで認証するシステムを利用することにより、カーシェアリングやサイクルシェアリングなど様々なシェアリングシステムを提供しています。
スマートフォンやSNSを利用した、インターネット上のプラットフォームの開発や構築を、ICTのエキスパートである富士通がサポートしています。
取引形態(占有型・共有型・応募型)や空間、モノ、スキルなどの分野に合わせてカスタマイズが可能であり、AIやIoTなど最新技術を利用した取り組みを行っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最近では、楽器やおっさん(ファッションプロデューサー)のレンタルなど、紹介した事例以外にも様々なものがシェアされており、今後どこに市場を見出すかは本当にアイデア次第ですね。
当協会では、そうした新しいアイデアを創出し実現していく場として、アイデアソンやハッカソンなどの開催、業界の第一人者から最新情報が聞ける講演会など、これからの世の中の変化に対応するために様々なイベントを開催しています。
最近では女性向けのイベントも開催していますので、お気軽に興味のあるものから参加いただき、私たちとともに魅力的な社会を創って行きませんか。