SDGsの最新動向2018

SDGs

SDGsの最新動向2018

こんにちは。TabiOです。
以前、SDGsの日本の状況について記事を公開しましたが、今回は2018年に公開された最新のSDGsの状況について紹介します。


SDGsとは

SDGsとはSustainable Development Goalsの略で、日本語では、持続可能な開発目標と訳されています。
2015年9月の国連持続可能な開発サミットで採択されました。
SDGsは2030年を期限とする17の目標と169のターゲットから構成されている目標です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

2018年の各国の評価は

毎年SDG Index and Dashboards ReportというSDGsの取組状況についてのレポートが公開されています。
このレポートは、Bertelsmann StiftungとSustainable Development Solutions Networkという団体が調査し、取組状況などがスコア化されランキング形式で各国の状態をまとめています。
※Bertelsmann Stiftung(ベルテルスマン財団)
ドイツを本拠に世界規模で新聞、出版、放送、レコードなどのメディア事業を展開しているベルテルスマン・グループを母体に1977年に設立されたドイツ最大の財団

※Sustainable Development Solutions Network(SDSN)
持続可能な開発目標(SDGs)とパリ気候協定の実施を含む、持続可能な開発のための実用的な解決策を促進するため、科学技術専門家を集めた組織

2018年のランキング上位5カ国
1位 スウェーデン
2位 デンマーク
3位 フィンランド
4位 ドイツ
5位 フランス

2017年のランキング上位5カ国
1位 スウェーデン
2位 デンマーク
3位 フィンランド
4位 ノルウェー
5位 チェコ

新たにドイツとフランスが上位5カ国に入りしました。
6位以降はレポートを参照して頂ければと思いますが、上位20カ国は全てOECD加盟国です。
ちなみに日本は15位でした。
2017年は11位でしたので、少しランキングは落ちましたがアジアの中ではトップです。

日本の評価内容は?

日本の達成状況は下図のような状態になっています。

先進国と呼ばれているだけあって、教育、貧困、飢餓、水、技術革新等の項目は達成に近づきつつある状況です。
達成に程遠いと分類された項目は、国単体ではなくよりグローバルな課題に対しての評価は低いという結果になりました。

日本の取組み

2018年6月に「拡大版SDGsアクションプラン2018」を日本のSDGs推進本部が発表しました。
その中で3つの大きな方針を打ち出しています。

I.SDGsと連動する「Society 5.0」の推進
II.SDGsを原動力とした地方創生,強靱かつ環境に優しい魅力的なまちづくり
III.SDGsの担い手として次世代・女性のエンパワーメント

Society 5.0、地方創生、女性のエンパワーメントという日本ではよく聞くテーマかと思います。

SDGsとSociety 5.0が連動していくことの重要性を第一に記載しています。
Society 5.0は内閣府が主導で進めている日本の目指すべき社会として提唱されており、定義は下記となっています。

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)

Society 5.0の詳細についてはこちらの記事を御覧ください。

Society 5.0の実現手段にはVRやARを活用した事例も紹介されており、仮想空間と現実空間をうまく活用し、新たな社会を構築していくという点にはとてもワクワクしました。
社会課題を解決すればするほど経済発展するような流れを作れれば、多くの企業や個人もより積極的に参入できるのではないかと思います。
当協会でもその流れを作るためのコミュニティやエコシステムの構築に力をいれているため、SDGsだけでなくSociety 5.0にも貢献していきます。

地方創生や女性のエンパワーメントについてもまた別の機会に取り上げたいと思います。

SDGsで課題が多いと分類された目標も、新たな技術で解決することで日本のSDGsの達成状況も大幅に改善されていくかもしれません。
政府や自治体だけでなく、企業、大学、個人等がそれぞれの役割を認識し、働きかけていくことが大事だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。2018年も後半に差し掛かり、2030年まで約12年となりました。
SDGs達成に向けて、日本全体で本格的に動き始める必要があります。
SDGsやSociety5.0を認知し、取り組むことで次世代の子供達に豊かな世界を引き継いで行くことが今の社会人の役割ではないでしょうか。
未来技術推進協会では、SDGsを学べるボードゲームを使ったイベントの実施や、事業への適用や新規事業創出に向けた企業研修も今後導入予定となっています。
SDGsの推進に貢献できればと思います。

以上、TabiOでした。


参考