あなたが考える社会課題は何ですか?~富山県の取り組み編~

こんにちは。山本睦月です。
今回は、私のふるさとである富山県が抱える課題とSDGsの関係についてまとめてみました。


SDGsとは?

SDGsとはSustainable Development Goalsの略で、日本語では、持続可能な開発目標と訳されています。

2015年9月の国連持続可能な開発サミットで採択されました。
SDGsは2030年を期限とする17の目標と169のターゲットから構成されている目標です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

身近な社会課題を考える

SDGsは世界の課題を17の目標に落とし込んだものですがこの記事を書くにあたりまず自分が思いつく社会課題とは何か?を考えました。

もちろん世界に目を向けグローバルな視点で考えたいところですが、今回は規模を絞り自分のふるさとである『富山県』に関して考えてみようと思います。

人口の推移

富山県の人口は平成29年10月1日時点で『1,055,893 人』。47都道府県中37位でした。
平成10年をピークに現象し続けており、このままのペースでいけばあと5年もすれば100万人を下回ってしまいます。

一方で65歳以上の高齢者の割合は上昇しており、人口全体の『31.6%』と3人に1人はおじいちゃんおばあちゃんです。

他には外国人住民数が順調に増加しているようで、平成30年1月1日時点で『16,637人』。なんと89の国と地域の方が住んでおり、一番多かったのは中国人でした。

富山をPRする

SDGsの目標11に『住み続けられるまちづくりを』というものがあります。
人口の減少があるからといって住みにくい街ということもないですが、やはり人口の減少かつ高齢化は気になります。

そこで微力ながら富山県の魅力をご紹介し、ふるさと富山の人口増加に貢献したいと思います。

・雄大で荘厳な立山連峰

出展:富山市ホームページより
http://www.city.toyama.toyama.jp/kikakukanribu/kohoka/citypromotion/erabarerumachizukuri.html

こちらは富山市からみた立山連峰です。富山に住めばなんと毎日無料で見放題撮り放題インスタグラムあげ放題です!立山から流れた雪解け水は富山の隅々までいきわたり、名水100選にも選ばれています。

この名水を守るため各自治体や学校が活動を行い、きれいな川や自然を守っています。
清掃活動はもちろんサケの稚魚やメダカを放流するなど様々な活動が行われています。

・街を愛する『AMAZING TOYAMA』の精神
富山市は、富山市民一人一人が「わがまち」に対して愛着や誇りを抱く「シビックプライド」を醸成することを目的に取り組む、「AMAZING TOYAMA」キャンペーンを行っています。

富山駅前にはシンボルが設置され、こちらもインスタグラムに上げ放題となっておりその佇まいは非常にアメイジングです。


出展:富山市ホームページよりhttp://www.city.toyama.toyama.jp/kikakukanribu/kohoka/citypromotion/amazingtoyama.html

また、富山の魅力を発信する『富山市立探偵ペロリッチ』なる存在もいるようです。
Twitterもほぼ毎日更新!!興味のある方はフォローをお願いします。
富山市立探偵ペロリッチTwitter

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回地元である富山のことをほんの一部紹介しましたが、私自身知らないことだらけでした。

改めて調べることで現状を知ることができましたし、現状を知ったからこそ地方の過疎化や高齢化などの課題が見えて来ました。

もちろんSDGsの達成に向け具体的に行動できるのが一番ですが、まずは「知ること」。そして「知っていることや感じていることを発信すること」でSDGs達成に向けた活動の1つになると思います。

皆さんも一度ご自身の地元や住んでいる地域について調べてみてはいかがでしょうか?

私たち未来技術推進協会は、SDGsや身近な社会課題を考えるアイデアソンや具体的なアクションを起こすハッカソン、未来技術についての講演会や講座を開催しています。

皆さんが考える社会課題やこれからの未来の話が聞けるのをお待ちしております。

参考