東京ガールズコレクション「国連」も巻き込む圧倒的ビジネスモデルとは
みなさん、こんにちは。Passoaです。
今回はあの人気イベント、知名度94%を誇る【東京ガールズコレクション(TGC)】についての記事です。
全く未来技術と関係ないのでは?という声もあるかもしれませんが、TGCの取組は驚異的でした。
TGCは、W TOKYOが企画・制作する史上最大級のファッションフェスタであり、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催しています。2015年2月には、国連が推進する女性のエンパワーメントと女性が輝く社会に向けて男女が共に歩むことを目指した「One Woman Campaign」の目的と意義に共感し、「国連の友Asia-Pacific」と提携しました。それ以降、TGC実行委員会では被災地への女性支援活動や「持続可能な開発目標(SDGs)」の啓発活動を行っています。
そして、なんと、TGCは2018年春、アメリカ・ニューヨークの国連NY本部でファッションセレモニーを開催します。今回、TGCがNYに上陸するのは初めてであり、各国の国連代表団をはじめ、国連スタッフが参加する初の「持続可能な開発目標(SDGs)推進ファッションセレモニー」です。日本からモデルを派遣し、日本と同様のランウエイショーを開催します。
SDGsは「誰も置き去りにしない」を基本理念に、国際社会が2030年までに目標の達成を目指す、持続可能な社会のための行動計画です。「貧困をなくそう」、「飢餓をゼロに」、「人や国の不平等をなくそう」、「質の高い教育をみんなに」、「ジェンダー平等を実現しよう」など17の目標からなり、途上国だけでなく日本などの先進国にも達成が求められています。
そこで、「日本に暮らす私たちが自分事としてSDGsに目を向けるには、まずSDGsをより多くの人々に知ってもらうことが必要だ」という想いから、TGC実行委員会と国連関係NGOである「国連の友Asia-Pacific」が立ち上がって、国連広報センターとの連携のもと、SDGsの啓発映像をプロデュースしました。
この啓発映像では、TGCを代表するトップモデル17名が参加し、各自が関心を持つそれぞれのキーワードをメッセージし、若い年齢層に対するSDGs啓発活動を行うことで、すべての人々にSDGsに関心を持っていただくための取り組みです。
TGCは、2016年からSDGs啓発の取組を実施していますが、
2018年春にNY開催が決まり、SDGs推進の流れもより加速しそうですね。
TGCは、ファッションのイベントだけだと個人的に思っていましたが、想像を超える取り組みで、いまや単なるファッションショーというモデルを超え、最先端のファッションとテクノロジー、アート、カルチャーを発信・拡散していくプラットフォームとして進化していますね。
今後も、AI、IoT、ロボティクス、ドローンなどの21世紀の最先端テクノロジーを駆使して、ビジネスの価値と置く企業として、成長していくでしょう。
未来技術推進協会では、SDGsをテーマとして、アイデアソンを開催したり、様々な企業様と連携して、SDGsを推進する活動もしています。共に貢献できればと思います。