未来技術推進協会主催 西森 東工大教授による量子コンピュータのご講演が大盛況で終了!

【開催報告】未来技術推進協会主催 西森 東工大教授による量子コンピュータのご講演が大盛況で終了!当初予定枠の100名枠を大きく上回り、当日は約130名が参加!!


日本の技術革新に貢献するため、最先端技術を広く発信している未来技術推進協会が2017年11月15日(水)に主催した第3回講演会『量子コンピュータの第一人者 東工大 西森教授による講演会』の開催レポートを報告します。 将来ますます普及が見込まれる量子コンピュータに関する講演とあって、20代30代の技術者を中心とした約130名の参加者が量子コンピュータの今後について西森教授に熱心に質問していました。


2017年11月15日(水)、渋谷TECH PLAY会場にて未来技術推進協会(本社:東京都港区、代表:草場秀一)主催の第3回講演会『量子コンピュータの第一人者 東工大 西森教授による講演会』が開催されました。
今回講師にお招きした西森秀稔 東工大教授は、ノーベル賞級の発見といわれる、量子コンピューティングにおける量子アニーリングの理論を世界で初めて提唱された方です。
量子コンピュータは、解く問題によっては従来のコンピュータの約1億倍の計算速度を実現するといわれており、人口知能(AI)をはじめ、多くの分野への活用が期待されています。
本講演会では、この量子コンピュータについて世界的第一人者である西森教授から直接お聞きできるとあって、当初の100名枠を増やして当日は約130名が参加しました。

量子コンピュータ、量子力学というと難解な印象を持ちがちですが、この概念をユーモアを交えながら、昔話や日常の例にたとえて分かりやすく話していただき、参加者も量子コンピュータについてのイメージが持てたようでした。
現在約15億円(リース契約:1億円/年)の価格で販売されているD-Wave社の量子コンピュータですが、その原理を提唱された西森教授には1円も入っていないことにもご講演の中で触れられていました。私たち未来技術推進協会としても、世界的に先んじた研究成果の恩恵を国外に流出させてしまっている現状を打破すべく、国内の先進的な技術を発信する場を提供していくことの重要性をあらためて感じました。

講演後の懇親会では、それぞれ違う専門性を持つ参加者が西森教授を囲んで量子コンピュータの現状や将来について質問し、西森教授もこれに丁寧に答える場面もありました。
今後も私たち未来技術推進協会は日本の経済・産業の活性化のために、講演会やアイデアソンといったイベント開催を通して日本の未来を担う研究を世に発信し、アカデミアと企業との架け橋となります。

【開催概要】
日時:11月15日(水) 18:45?21:30
場所:TECH PLAY SHIBUYA
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町20-17 NMF渋谷公園通りビル
講師:東京工業大学 理学院 物理学系 西森秀稔教授
定員:175名
会費:一般 3,000円 学生 1,000円
【講師 西森秀稔氏について】
東京工業大学の教授、及び理学系長、理学部長。
1990年に日本IBM科学賞受賞。2006年に仁科記念賞受賞。
【会社概要】
会社名:社団法人 未来技術推進協会
代表者:代表理事 草場
所在地:東京都港区港南2-4-9 港南ビル
TEL :090-4486-4854
メールアドレス:s-kusaba@extrafuture-tech.com
URL:https://future-tech-association.org
事業内容:講演会やアイデアソン等のイベント主催。定期的な技術交流会の開催。
【お問い合わせ先】
社団法人 未来技術推進協会
代表理事 草場
TEL 090-4486-4854
メールアドレス s-kusaba@extrafuture-tech.com

前の記事

人間拡張工学とは

次の記事

人間の可能性の話