サッカーもAIで予測する時代?スポーツ×AIの可能性

AI

サッカーもAIで予測する時代?スポーツ×AIの可能性

こんにちは。TabiOです。

今年はロシアでワールドカップが開催されますが、みなさんはご覧になりますか?
私はサッカーが好きなので、もちろん見る予定です。
サッカーの試合を見て楽しむこともとてもおもしろいですが、どのチームが優勝するかを予想するのも友人同士では結構盛り上がりますよね。
そこで、今回の記事では、AIによるサッカーの勝敗予測サービスとスポーツをサポートしているAIについて紹介します。


サッカー勝敗予測サービス

・WARP
WARPは、世界初のサッカー戦況予測AI(人工知能)を搭載した、AIサッカーシミュレーションメディアです。
過去の試合での選手やボールの動きを加えたトラッキングデータと、チームや選手の最新取材データをAIに学習させ、リアルな選手を再現しているそうです。

選手同士が影響しあってチーム全体の動きを形成するというボトムアップ・アプローチと、チーム全体の動きが個々の選手に影響を与えるというトップダウンアプローチを組み合わせたモデルを使用しています。
双方のアプローチから試合の動きや結果を予測しているので、チームの特徴と選手の特徴を踏まえて試合結果を予測しているから驚きです。

また、試合の対戦カードをAIに100回シミュレーションさせて、試合の流れ、勝率、得点数等も含めた試合結果を予測することができます。
カウンターアタック、サイドアタック、バイタルエリアへの進入、可変システムによるビルドアップなど、各試合で得点が決まりやすい戦況をAIが計算し、アプリ上でわかりやすく再現されています。

・Kickoff.ai
ベイズ推定を活用して、試合の勝敗予測をしているサイトです。
※ベイズ推定とは「過去の経験」と「新たに得たデータ」をもとに不確実な事象を予測する手法のことです。

この予測サイトの特徴は2点あります。

・特徴1 各選手ごとのパフォーマンスをAIが学習
従来の統計モデルではチーム全体のパフォーマンスを重要な要素としていましたが、選手個々の能力や試合ごとのパフォーマンスのデータを学習に使用し統計モデルを作成しています。
データの収集対象は、国際試合と各選手が所属するクラブチームの試合も含まれており、膨大なデータを学習させてゲームの勝敗を予測しているというから驚きです。

・特徴2 ベイズ推定を活用し、試合結果以外の要素も含めた予測が可能
ベイズの定理を応用したベイズ推定という手法を活用しているため、不確定要素も含めて予想しています。
Kickoff.aiの公式webサイトでは、ドイツ対アイスランドの事例を用いて紹介しています。
ドイツ対アイスランドの試合の予測は、ワールドカップ優勝経験もあるドイツの勝利を予想する人が多いはずですが、ドイツが何%の確率で勝利するかは人ではわかりません。
試合当日、アイスランドはEUROに初参加する国であるため、もしかするといつも以上のモチベーションでプレイする可能性があり、試合の勝敗にも影響してきます。
そういった不確定な要素を含めて推定できるのがベイズ推定で、これを使うことで「ドイツが60%」の確率で勝利するというような予想まで可能になるそうです。

上記のサービスの予想を踏まえて試合を見ると、よりおもしろさがアップしそうです。

スポーツ×AIの可能性

上記のサービスのように、様々なデータを活用してAIに学習させ、将来を予測できるようになってきました。
今までは、人の手で集計できる統計的な数字をメインに予測することが多かったところから、映像や音声データ、センサーデータが取得できるようになり、複数の側面から予測することが可能になりました。
例えば映像の分野では、体の姿勢や骨格が視覚化できるOpenPose(下記動画参照)という技術が登場しています。
活用例として、ゴルフでよりよいスコアが出たときの姿勢を記録するものがあります。良いスコアの姿勢になるように何度も練習を繰り返すと記録アップにつながるかもしれません。
動画:

富士通株式会社では、無数の画像データをAIに学習させ、モーショントラッキング技術の高精度化を実現しています。このAIの活用により、バスケットボールの戦術分析やシュート分析等を行うことができ、よりチームのレベルアップを図ることが可能だそうです。
動画:

このようにAIはスポーツ分野でも活躍する場面が増えてくると思われます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
AIを活用できる範囲はとても幅広く、スポーツを観戦する人も予測して楽しむこともできますし、選手側のパフォーマンスアップにも活用できる可能性があります。
チームスポーツでは周りの選手への影響力や精神的な支柱を担う選手もいるため、監督やコーチに加えて、AIが力強いパートナーとして活躍する日もそう遠くないかもしれません。

以上、TabiOでした。


参考