SDGs発信!なんとかしなきゃ!プロジェクトとは?

みなさん、こんにちは。鈴木彩です。
いよいよ2018FIFAワールドカップが始まりましたね。
日本はどこまで勝ち進むでしょうか、優勝するでしょうか。
今から楽しみでワクワクします。

ところで、みなさまはサッカー関係者も多く関わっている「なんとかしなきゃ!プロジェクト」をご存知でしょうか?

今回はSDGs(持続可能な開発目標)でも挙げられる開発途上国が抱える様々な問題を、自分にも関係していること、自分ごととして捉えて活動しているこのプロジェクトを紹介します。


なんとかしなきゃ!プロジェクト

「なんとかしなきゃ!プロジェクト」(以下、なんプロ)とは国際協力NGOセンター(JANIC)、国際協力機構(JICA)、国連開発計画(UNDP)、国連広報センターが共同で進めているプロジェクトです。
国際協力を身近に感じてもらうために、世界の今を知り、私たちひとりひとりができることを考えるという目的のプロジェクトで、学生を始め、様々な国際協力団体やNGO法人、著名人サポーターが参加しています。
著名人サポーターの中には、横浜F・マリノスで活躍中の中澤佑二選手、元プロサッカー選手の永島昭浩氏や北澤豪氏、なでしこジャパンの活躍を支えた佐々木則夫監督などのサッカー業界に大きく貢献した方や、大宮アルディージャ、鹿島アントラーズ等の日本のサッカーチームも多数協力しています。もちろん、サッカーに限らず、著名な方々も参加しています。

このプロジェクトでは、SDGs推進に向けた取り組みも多くあり、「SDGsバトンリレー企画」や、「セカイプラス MISSION17」という企画の中でSDGsを多くの人に知ってもらうための情報発信も行っています。

SDGsバトンリレー企画 つなげ!世界の未来へ

SDGsバトンリレーでは、なんプロを応援している著名人サポーターの方が、SDGsの課題に沿った途上国への日本の取組みを紹介しています。
サッカーの業界に大きく貢献している永島昭浩氏や佐々木則夫監督、宮本恒靖氏、中島浩司氏がそれぞれ取り上げたSDGsの課題達成に向けてそれぞれの経験を元に取り組んでいる事や想いを紹介しています。
なでしこJAPANを影で支えた佐々木則夫監督は、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」に対してスポーツを通じて女性の活躍の背中押しをしていく事を述べています。他にも様々な分野で活躍している方の動画もありますが、サッカーにまつわる著名人が多いですね。
サッカーは世界でも競技人口が多く、ボール1つあれば誰でも参加できるスポーツなので、世界中の人々に親しまれやすいことも理由の1つにありそうです。

セカイプラス MISSION17

お笑い芸人のやついいちろう氏を中心に、なんプロに参加している学生を始めとしたスタッフがSDGsの各目標に関連したテーマをレポートして、私達の身近な生活が世界とつながっていることを伝えています。
スターバックスのエシカル消費(詳しくはこちら)の例や、家にある残った食材を利用する例など、私達の身近なところでもSDGsに貢献できる事を楽しく学べたり、ジェンダー平等とはどういうことかわかりやすく学べたりできます。

まとめ

いかがでしょうか。
SDGsの目標を見てみると、一見すると「遠い国の問題なので、イメージが涌かない、何ができるのか分からない」など感じるものが多いと思いますが、著名な方が応援し発信することで、身近な生活における問題もSDGsに繋がっていることに気付けるかもしれません。

こちらのプロジェクトでは、SDGs以外でも途上国の現状を知ることができるので、興味のある方はW杯を見ながら、なんプロの動画や記事も合わせて見るのはどうでしょう?


参考

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