今こそ考える BCP×SDGs 開催レポート

皆さん、こんにちは!広報の井上です。
先日、「今こそ考えるBCP×SDGs」をテーマに、一般社団法人未来技術推進協会(以下、当協会)主催、『災害対策について「伴に」考える研究会』、一般社団法人レジリエンス協会、株式会社 明電舎(以下、明電舎様)共催の下、オンラインイベントを開催しました!

▶︎9/17 イベント詳細URL
【無料WEBセミナー】今こそ考えるBCP×SDGs

平日昼間ではありますが、オンライン視聴のため、お仕事の合間を縫って参加された方も多かったのではないでしょうか。

概論の紹介

まずはじめに当協会の加藤から、SDGsについて最新のレポートや昨今の情勢を踏まえて伝えました。
その後、当協会代表である草場から当協会の活動紹介をした後に、明電舎 沖山様・伊東様、そして順天堂大学医学博士 坪内様からそれぞれBCPの概要、BCPとSDGsの関係性、気候変動の影響への順応、企業事例についてご説明いただきました。

BCP担当者の観点から、改めて防災との区分け、守るべき本質が「ビジネス」であることをお聞きしました。

  • 防災の目的・・・人命安全、建物等の資産保全
  • BCPの目的・・・重要業務の継続

その上で、ビジネスは守ること、人命・生活基盤・環境・事業を守ることに繋がり、経営者のみならず全ての人が当事者。それぞれの立場・役割において事業継続について考え、行動することが重要と仰っていました。
また、BCPにおける三つの柱をSDGsの目標・ターゲットを使ってご説明いただき、共通言語としてのSDGsの有用性を体感することができました。

  • 事業の継続を図る
    目標 1(ターゲット1.5),
    目標 9(同9.1),
    目標11(同11.5),
    目標13(13.1)
  • 雇用を守る
    目標4(ターゲット4.4),
    目標8(同8.3、同8.9)
  • 地域経済を支える
    目標6(ターゲット6.b),
    目標11(同11.c)

※SDGs 17の目標、169のターゲット詳細はこちら

SDGsの17目標と169のターゲット

これらBCPの対象となる気候変動、自然災害、行動の拡大による感染症などはいずれも人の活動によるもので、
話題の渦中にあるCOVID-9に限らずこれまでの問題を地図で見ると、世界中をほぼ覆い尽くしており、とても衝撃的でした。
今後も様々な異常気象の懸念、政府と民間の温度差もありますが、緩和か適応でいうと最近は適応が主流だそうです。いまや、台風など自然災害のリスクが目に見えて懸念されており、SDGsの期限である2030年に向けて「行動の10年」、目標達成に向けて緊急性が求められていると伺いました。

明電舎様において、BCPは東日本大震災を契機に経営層・管理職・新入社員への浸透に苦労しながら、自社のハザードマップ、各種行動指針やアニュアルなど、積極的な活動を評価され、月刊総務10月号にも掲載されたそうです。悩みの種は社内だけでは限界を感じていることで、同じ悩みを抱える会社や他業界の方などと、情報・意見交換を鋭意実施されているとのことです。

パネルディスカッション

ここからは同じく当協会の加藤から保科に変わりまして、視聴者の方からご質問を受けて活発な議論が繰り広げられました。
BCPの取り組みの現状は、明電舎様でも発展途上で、2011年東日本大震災に始まり、2018年に社長をトップとした委員会を設置し、各部門で戦略を立てている段階だそうです。同じ障害対応でも地震などとは異なり、スパンの長い感染対策について、政府の指針や業界のガイドラインを下に取り組みを進められているとのことでした。

これからBCPに取り組む方に対して、再三議題に上がっていたのは周りを巻き込むこと!
経営陣の理解も得つつ担当者が主体性を持って対応し、企業においてお客様を巻き込むこともご指摘されていました。
具体的な感染症対策、働き方の見直しについては、予防接種の費用など個人の経済状況に左右されるところを企業が負担しつつ、労働者自身がしっかりと自分を守る意識を持つことが大事、とアドバイスされていました。

最後に、働き方や世の中の動きが大きく変わっている今、これまでの災害対策、例えば備蓄品の考え方や災害時の情報伝達等、今までの備えも見直す必要があると考えている。自社内だけでなくぜひ皆さんのご意見もお伺いしたい。坪内様からは、若手だけでなく感染リスク、死亡リスクの高い高齢者である社員、お客様に対して、正確な状況把握をしていくことが大事ではないかとコメントいただきました。

まとめ

「BCPとは?」から始まり、企業活動とわたしたちの生活について密接な関係にあること、そして、SDGsを通して体系的な整理ができ、とても気付きの多い時間でした。
平日昼間の開催でしたが、たくさんの方がオンラインでご参加され、企業そして個人の働き方を考える上でのとても緊急かつ重要なテーマなのではないかと思います。

ご参加された方にはアーカイブ動画も展開されるということで、短い時間ではありましたがご一緒に検討した内容や、別途ご相談事項ありましたら株式会社明電舎様と引き続き連携していきながら、企業間を超えたBCPの向上に寄与できれば幸いです。

当協会では、引き続きSDGsや技術をテーマに様々な企業と提携してイベント開催や協業を行っていきます。
個人・法人問わず、ご質問等ありましたら、「お問い合わせ」までお気軽にご連絡ください。

▶︎お問い合わせURL

問い合わせ