大人も楽しい!子供向けプログラミング教材3選+1

こんにちは、田中里子です。

2020年度から小学校で必修化となるプログラミング教育ですが、今回子供向けで面白そうなプログラミング教材3つと、ARを活用した教材1つを、実際に使ってきたのでご紹介します。大人が遊んでも楽しいですよ!


①段ボールロボット embot(エムボット)

https://www.embot.jp/

<機能>
・両手の動作(角度、繰り返し、など詳細設定可能)
・電球の点灯
・メロディの出力
など

<情報>
・NTT docomoの社内プロジェクトが始まりで商品化
・価格:4800円(税抜、送料抜き)
・仕組:アプリ内で作成したフローチャート・ブロックをJavaScriptに変換した後、Bluetooth Low Energyで端末のサーボモータ等に命令を送信
・対象年齢:6歳以上(幅広く楽しめるのは小学校3年生以上)

<特徴>
・可愛らしい見た目
・素材が段ボールなので、組み立てから楽しい。着色などアレンジ自在。
・音を連続設定すると曲になるところも面白い。

お値段がお手頃で、フローチャート作りでプログラミング思考に慣れることができるので(if,for,functionコマンドなどが登場 )、初めての教材にいいと思います。

②ブロックを組み合わせるとロボットに! KOOV(クーブ)

https://www.sony.jp/koov/

<機能>
・ブロックと電子パーツをレシピ通りに組み立てると、動き、光、音などが発生
・一歩進んで、動作のプログラミングも可能(コマンドブロック組み合わせ)

<情報>
・メーカー:ソニー
・価格:36,880円(スターターキット、税抜、送料抜き)
・対象年齢:8歳以上

<特徴>
・ブロックの形が豊富で工夫されているので、様々な形を作ることができる。色もカラフルで可愛い
・電子パーツの種類が豊富で(サーボモーター、バッテリー、光・加速度・赤外線センサー、ブザー、LEDなど)、様々なことができる。
・ブロックの形(凹凸の位置)が少し変わっていて、組み立てで脳が活性化される。その上完成すると動作するので、達成感が大きい。

ブロック組み立てが好きな子には、作れる種類が無限大ですので、たまらないと思います!

③ボール型ロボットSphero BOLT(スフィロ ボルト)

https://sphero-edu.jp/teaching/bolt/

<機能>
アプリ内で、コマンドブロックを組み合わせることでプログラミングすると、
・球体内の8×8LEDドットスクリーンの表示
・自走(最高速度 秒速2メートル)
・音声読み上げ、効果音や音楽再生
・ジャイロスコープ
・加速度計;衝突や落下運動を感知
・赤外線送受信装置(スフィロ間);群れて動かすことも可能
・方位センサー;ロボットの正面方向を自動設定
・光センサー;いないいないばぁ遊びも可能
・完全防水、水に浮く

<情報>
・メーカー:米Sphero社
・価格:2万円弱
・駆動時間:2時間超
・充電:6時間、非接触式

<特徴>
・ボール型、というのがとにかく斬新。しかも、透明なボディで内部メカニズムが見えるため、子どもたちの科学的な興味を高める。スピードも結構出る。
・迷路、カーリングなどをすることで、算数、数学の学びに役立つ。

学校でみんなで遊ぶと楽しそうです!

プログラミング教材ではないのですが、ARを活用した教材もご紹介します。

自分でARコンテンツが作れる、マチアルキ

https://www.machiaruki.jp/

<機能>
・コンテンツを登録した場所や画像に向けて専用アプリをかざすと、写真や映像など登録したコンテンツが表示。
・ARマーカーは、GPSを利用した位置情報認識型と、画像解析技術を応用した画像認識型、の2種利用可能

<活用例>
・地元商店街やその関連情報を調べ、発信するARコンテンツの作成
・AR学級通信:学級通信の写真にスマホをかざすと、発表している様子が視聴できる

<情報>
・提供元:東京書籍
・価格:2MB 15万円/年
・対象年齢:小学生以上(事例より)

私の地元の商店街などの魅力を発信するARを、地元の子供達が作ってくれたら見たいなと思います。

まとめ

いかがでしたか?
実際に触ってみると楽しさが倍増しますので、まず一度触れてみてください(体験会もあります)。そして、大人も楽しみながら、STEM人材を育てていきましょう!

参考