【10/9 開催】東京農大SDGsワークショップ
2018年10月9日(火)に、未来技術推進協会と東京農業大学で共催した『協会オリジナルボードゲームを用いたSDGsワークショップ』の開催レポートを報告します。
東京農業大学の齋藤先生と学生さん達と一緒に楽しくSDGsを学ぶ時間になりました。
目次
SDGsとは
会場
SDGsインプット
ボードゲーム
ミニワーク
意見交換
まとめ
SDGsとは
国連が掲げている持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)のことです。「誰一人取り残さない-No one will be left behind」を理念として、17の目標と169のターゲットから構成されています。
技術によってSDGsを達成することができれば、私たちがビジョンとして掲げている「技術で社会課題を解決する」事ができると考え、本協会でも取り組みを進めています。
SDGs(持続可能な開発目標)の認知を目的として本協会ではSDGsを体験できるボードゲームを作成しました。SDGsを具体的に知りたいと思う方や、SDGs達成のための取り組みを始めようと考えている個人、学生、企業の方がイメージしやすくなるように作成しました。
会場
今回は、東京農業大学世田谷キャンパス国際食料情報学部の研究室で開催しました。参加された学生の皆さんから「一緒にお手伝いできる事ないですか。」と声をかけてくれたり、お菓子やお茶を出してくださり、とても良い子達で非常に良い雰囲気でした。
SDGsインプット
協会員の森重がモデレータとして、SDGsの概要や誕生背景、また世界ランキングから日本の話までSDGsに関する情報を説明しました。また企業にとってESG投資の大切さも重要視していました。
ボードゲーム
モデレータからボードゲームを作成した背景やゲームの説明を行いました。
ゲーム中白熱して席を立ち上がる人もいれば、冷静に現状を把握して進めようとする人もいるなど様々な参加者がいました。皆さんで協力し合う姿などもあり、しっかりコミュニケーションをとって目標に向けて協力していました。
今回4テーブルで実施しましたが、SDGsの17目標のうち、特定の目標のスコアが高くて偏りがある卓もあれば、17目標を偏りなくスコアを上げている卓もあり、参加者の違いによって世界が変わるというのも、本ボードゲームの面白いところです。
どのチームも、どうやったら目標17すべてのスコアをあげる事ができるか試行錯誤しながら夢中になって取り組んでいました。
ミニワーク
ボードゲームを終えた後、SDGsをより身近に感じたり、AI・ドローン等の最新技術を通じた取り組みを考えるための簡単なワークを行いました。和気藹々とした雰囲気の中、本ワークを通じて、SDGsの課題をどうやったら解決できるかたくさん意見を出し合いました。最先端の技術を用いて解決を考える時は皆さん特に生き生きとしており、実用的なアイデアから面白いアイデアまで幅広い意見がたくさん出ていました。最後に、モデレーターから、近い将来訪れると言われる技術的特異点(シンギュラリティ)を見据え、未来視点から考え、行動することの大切さを伝え、ワークショップを終えました。
意見交換
ワークが終わってから本日参加してみての気づきや感想を共有する時間を設けました。たくさんの参加者から、「非常に楽しかった。またやりたいです。」「大学祭にも是非取り入れたいです。」「持続可能な社会を実現する必要性を痛感する時間となりました。」「最後にはシンギュラリティの話まで聞き、SDGsが完了する2030年以降も意識する時間になりました。」「SDGsを共通言語として、様々な分野の人と繋がれる事に気づいたのが一番の収穫でした。」といったご好評の声を頂きました。
まとめ
SDGsワークショップが無事終了しました。
今回学生も計11名が参加し、多くの人から「わかりやすかった。」と声を頂きました。
他にも「SDGsが私たちの生活にも関わっていることを知り、これからのSDGsを意識して生活したいと思いました。」とより自分事となり、SDGsに対する意識が高まった方もいて、非常に嬉しく思います。他にもイベントに参加したい声もあり、非常に良い時間となりました。
参加していただいた皆さん、ご協力いただいた皆さん、
本当にありがとうございました。
【開催概要】
日程:10/9(火)20:00-22:00
参加者:13名(社会人1名、学生12名)
会場:東京農業大学 世田谷キャンパス
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
https://www.nodai.ac.jp/
【お問い合わせ先】
一般社団法人 未来技術推進協会
E-mail:info@future-tech-association.org