日本の給食文化が世界を救う!?味の素のSDGsへの取り組み

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日本の給食文化が世界を救う!?味の素のSDGsへの取り組み

こんにちは、Vona(ボーナ)です。

SDGs(持続可能な開発目標)が国連で採択されてから2年が経過し、日本国内でも事業とSDGsを結びつける活動がニュースなどでもよく目にするようなった気がします。
今回はSDGsと企業の活動について、事例を紹介しながらすこし考えていきます。


SDGsを通した社会貢献とビジネスチャンス

SDGsで定める17の目標と169のターゲットが今日世界でかかえる社会課題であり、そこに大きなビジネスチャンスがあると考えられています。
ビジネスと持続可能な開発委員会が発行したレポートによると「食料と農業」「都市とモビリティ」「エネルギーと原材料」「健康と福祉」の4領域のビジネスだけでも、なんと年間12兆ドル以上の巨大な市場があるだろうと言われています。
本日はその中で、食料に関する「味の素グループ」の取り組み事例について少し紹介します。

味の素の取り組み

味の素グループと言えば!!!、そのまま商品名にもなっていますが、うま味調味料の「味の素」をはじめ「ほんだし」や「CookDo」など、日本人なら必ず一度は口にしていると言っても過言ではないくらい私たちの食生活に密着した商品を数多く世の中に生み出している食品メーカーです。
個人的には、CookDoのホイコーローを家族がテーブルを囲んで食べるCMが印象的ですね。あとすこし余談ですが、調味料の味の素の主成分であるうま味成分のアミノ酸の研究から派生して、なんとスキンケアのための化粧品(JINO)も販売しているようです。

そんな味の素が創業100周年にあたる2009年に、「地球持続性」「食資源」「健康なこころとからだ」の3つの課題テーマに、事業を通して貢献していくことを発信し、独自の
「ASV(Ajinomoto Group Shared Value)」と称した、地域社会とともに経済価値を創出する活動をしています。
SDGsでは目標2「飢餓をゼロに」と目標3「すべての人に健康と福祉を」に貢献するものです。
事例のひとつとして、ベトナムでの「学校給食プロジェクト」があります。
近年急激な経済発展を遂げているベトナムでは、外資系のチェーンやファーストフードの進出により、特に子供たちの肥満度の割合は世界トップクラスで、生活習慣病の増加が社会問題となっています。
そこで栄養バランスのよい日本の給食文化を普及させるプロジェクトを2012年からベトナム政府と協力し推進しています。ベトナムには管理栄養士が存在しないため、まずは代役として献立レシピを提案するソフトの開発に着手しました。このソフトにはメニューの栄養価をすべて計算し、バランスが悪いと警告を出す機能も付いています。地域の食文化の特徴を活かしたメニューブックを作成してメニューの標準化を図るとともに、児童向けの栄養教育教材も作成し、毎日の給食前に 食育の時間を導入しました。さらに献立づくりのための栄養計算ソフトウェアシステムを独自に開発しました。この献立レシピソフトと合わせて、食育教材、衛生管理されたモデルキッチンを提案し、ベトナムの食生活を改善するため、現在も小学校への訪問活動を継続しています。
味の素グループの調味料をレシピに入れることで売上拡大に繋げており、まさに事業を通した持続的な社会貢献と言えますね。

まとめ

さて今回は味の素グループを事例に、SDGsの日本企業の活動を紹介しました。まさに市場の課題、ニーズからうまく政府とも連携し事業に結びつけた例だと思いました。
なにより日本の文化が海外にどんどん広まり、社会が良くなっていくことは日本人としても誇りになりますよね。
現在、様々な企業や団体がSDGsの活動している中で、未来技術推進協会としても社会課題の解決にどう貢献できるのか、ともに考えながら活動を推進していきます。


参考サイト