一行からでもさくっとプログラム実行!

みなさん、こんにちは。遠野駆です。

前回の記事では、「プログラムを遊んで学ぼう!」と題して、ゲームや学習サイトなどを紹介しました。
ゲームなどで学ぶことは、まさに継続して取り組むきっかけにもなりますし、楽しく身につけるのにとても良い方法だと思います。今回はそこで身に付けた気付きや自分なりのアレンジを試したり、即席で人に伝えるときなどに便利なツールを紹介したいと思います。


ローカル(個人PC)上で動くツール

各種言語に特化したものから汎用的なものまで、様々なツールがあります。ただ、最終的には個人の好みもあるので、気になったものを試してみよう!ということで、一例として筆者が最近使い始めた「Visual Studio Code」について紹介します。

実は、こちらはPythonの参考書を読んでいてはじめて知ったのですが、Python,C/C++, C#など多様な言語に対応しています。Microsoftが提供しており、インストール時の言語は英語ながら、拡張機能により簡単に日本語メニューを設定することができました。
シンプルでも基本的な操作を行うことができるのでこれからも重宝しそうです。

以下は「Hello!」と出力するだけの内容を保存し実行した結果です。

必要な拡張機能は以下の3つで、インストール後にサクサク取り組むことができます。

  • Japanese Language Pack for Visual Studio Code
  • Python
  • Vim(最初は抵抗ありましたが、今となってはVim操作の方がマウスを使うより考えずに操作できます)

もちろん、もっと複雑な動作も試したりできますが、せっかくなので引数をとって実行するケースも見てみましょう!
以下の図では、先ほどの処理に追記して保存・実行することで、「Tom」という引数を使って出力できました。

参考リンクにまとめ記事を記載するので、各種ツールの特徴や留意点を見て、いろいろと試したうえ自分にあったツールを見つけてみても面白いと思います。

オンラインツール「paiza」

最後に、Web上でコード実行ができるツールを紹介いたします。
個人で学習するほか、複数人で同じ操作をする際にも、環境設定の必要がなくURLを伝えればすぐに使うことができます。
扱う言語についても各種取り揃えており、PHPではプログラム冒頭および末尾のタブ(<?php ~ ?>)がデフォルトで表示されたり、目的のコードを書くだけで手軽に実行することができます。

PHPを選択した場合

Javaを選択した場合

では同じく実際にコードを実行してみましょう!

  • こちらにアクセス(https://paiza.io/ja
  • 「新規コード」メニューから編集可能に!
  • お好きな言語を選んで作成
  • 「Visual Studio Code」と同様、Python(今回は「Python3」)を選びます
    ※コメントは動作に影響しないため、ここでは削除しています(ご自由にどうぞ!)

  • 「実行」ボタンで動作してみる

まとめ

以上、今回ご紹介したのはほんの一部でしたが、10~15サービスなどをまとめたサイトも多々あるため、見た目や機能など気に入ったものを選ばれてもよいと思います。

私たち未来技術推進協会は、個々の技術力を高めるため定期的に講座などを開催しています。

そして、それらの講座に興味のある方も一緒に、SDGsや身近な社会課題解決に向けて活動できるような取り組みにつなげたいと思っています。

小学校からプログラミングが必修となる時代。実学で身に付けながら標準的な知識レベルを底上げして、互いに刺激を与え合いながら活躍していけるといいですね!

参考