財布にも環境にも優しいシェアリングサービス

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財布にも環境にも優しいシェアリングサービス

こんにちは!遠野駆です。
外出時、急な雨に振られてコンビニでビニール傘を買った結果、家にビニール傘が貯まっていく・・・なんて人もいるのではないでしょうか。
そんなあなたに、そもそも傘を持ち歩かなくても大丈夫!傘のシェアリングサービス「アイカサ」について、その他のシェアリングサービス、個人的考察を交えてお伝えします。


広まる傘のシェアリングサービス

早速、アイカサについてご紹介しましょう!
私がこのサービスを知ったのは、つい先日2019年5月21日に福岡で正式にサービス開始になったニュースがきっかけでした。ちなみに、アイカサの運営会社である株式会社Nature Innovation Groupの本拠地であり、初めてサービス導入の中心となったのは渋谷で、2018年12月3日に50箇所からのスタートでした。
こちらは、廃棄されるビニール傘に課題を感じ、傘そのものではなく「濡れない体験」を提供する為にリリースされました。なんと日本における傘の年間販売数は世界一で、約1億3000万本、そのうち6割の8000万本がビニール傘、5000万本が廃棄されているといわれています。販売数に対して3分の1以上が廃棄されるとは、衝撃ですね。

直近では2019年6月から東京・上野でもサービス開始されます。1日70円、1月最大420円ととってもお得なので、ぜひご利用されてはいかがでしょうか。

SDGs 目標12とシェアリングエコノミー

国連が提唱しているSDGs 目標12(つくる責任つかう責任)では、私たちが商品や資源を生産・消費する方法を変えることで、人間が環境に与える影響を減らしていくことを達成目標に定めています。

傘だけでなく、カーシェアリングやAirbnb、遊休スペースで物を預けられるエクボクロークなど、個人が所有する遊休資産の貸し出しを仲介するサービスは、シェアリングエコノミーと呼ばれています。
カーシェアリングを例にとると、古くは1940年代のスイスまで遡ります。当時一般市民が車を購入・維持するのが難しいという課題を解決する為に協同組合が設立され、ヨーロッパ、アメリカ、日本にも普及していきました。日本の普及率は、2012年に0.1%に満たないところから2014年にはドイツ、アメリカを凌ぎ0.4%近くまで拡大しています。一方、普及率ダントツのスイスでも1.3%となっており、今後の進展が期待されます。

身近な事例にみるシェアリング

Airbnbなどが昨今話題のサービスとして注目されていますが、他にも何かシェアできるものがないか考えたとき、意外とシェアは日常的に行われていることに気付きます。
例えば、図書館に行けば本が読めるし、市役所など施設では当然のように筆記具は置いてあります。また、オフィスでは企業単位で購入・管理しているモニターやキーボードなどを使われている方も多いでしょう。普段利用している電車・バスなども”公共”交通機関としてなくてはならない存在です。

そう思うと、あくまで私見ではありますが、今後はBtoCからBtoB、あるいはコミュニティなどの単位に対してのサービス提供に重きを置く社会が来るのかもしれません。

まとめ

最後になりますが、アイカサを運営する株式会社Nature Innovation Groupは、2020年のオリンピックパラリンピックに向けて行われる一般財団法人渋谷区観光協会とシェアリングエコノミーの連携協定に、事業者として参加されることが決まっています。
こうした様々な企業の取り組みの結晶として、より良い世の中になっていく。そんな貴重なタイミングで自国にオリンピックパラリンピックを招聘できたことは、日本国民として誇りに思うとともに、世界に先立つ取り組みを紹介するためのチャンスだと思います。

未来技術推進協会でも、全世界共通の社会課題解決を目指すSDGsの普及を行い、企業研修を通して事業としての行動を引き起こすべく日々活動しています。
ゲームを通してSDGsの17目標や具体的な事例を学べるボードゲームを開発し、ワークショップなども行っているため、ぜひ会場でお会いできるのを楽しみにしています。

参考